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首都圏で深刻な水不足、近く給水制限実施か スリケンバンガンでは給水車出動

2012年07月16日 20:25 JST配信

【クアラルンプール】 上水事業会社のシャリカ・ペカラン・アイル・セランゴール(SYABAS)はクアラルンプール(KL)とフル・ランガット、クランにおいて水不足が深刻化しているとし、近く給水制限を行う方針を明らかにした。

SYABASのルスラン・ハッサン最高経営責任者(CEO)は、セランゴールとKL、プトラジャヤで水不足が深刻化しているとコメント。浄水場34カ所の貯水率が平均2%と大幅に下がっており、給水制限を行うための認可を国家水サービス委員会に申請したことを明らかにした。給水制限の対象となるのは20万9,678カ所で、およそ100万人の住民が影響を受けるという。1日数時間または1日おきに上水供給を制限するという。

乾燥気候が続いているために原水が不足しており、セランゴール州スリ・ケンバンガンのタマン・スンガイ・ベシ・インダでは水道からの水供給がストップしたため、給水車が住宅街において水の供給を行った。同地区では4月から定期的に給水制限が行われている。

パハン−セランゴール州間で進められている導水プロジェクトによりパハンから移送されてきた原水の浄水場「ランガット2」建設に関して、セランゴール州政府と連邦政府の間で対立が続いている件についてルスランCEOは、交渉を進めて解決を目指すべきだとコメント。住民に十分な水の供給を行うためにも解決が必要だと述べた。また、21日から始まるラマダン(イスラムの断食月)期間中は水消費量が大幅に増加する傾向にあり、すでに需要が供給を上回っていることから水不足が深刻化する恐れがあると警告した。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月14-15日、ザ・スター、7月15日)

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