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ケダ州のムクリズ首相が辞任、国民同盟が政権奪取

2020年05月19日 09:00 JST配信

【スンガイプタニ=マレーシアBIZナビ】 ケダ州のムクリズ・マハティール首相が17日、同州議会(定数36)で過半数の支持を失ったとして辞任を発表した。12日に同州与党の希望同盟(PH)から議員2人が離脱を発表しPHが過半数割れしていた。
 PH構成党、人民正義党(PKR)所属の2人の離党に続いて、統一プリブミ党(PPBM)所属議員6人のうち、ムクリズ氏ら2人を除く4人が新野党連合・国民同盟(PN)への支援を表明。PNが23議席を掌握した。汎マレーシア・イスラム党(PAS)が15議席を保有し同州第一党となった。
 ムクリズ氏の辞任を受け、PNの同州代表であるムハンマド・サヌシ議員(汎マレーシア・イスラム党=PAS)が同日、州首相に就任した。PASのケダ州首相就任は、2008—13年のアジザン・アブドル・ラザク氏以来となる。
 国政ではPHを離脱したPPBMが統一マレー国民組織(UMNO)やPASなどとのPN結成、ムヒディン・ヤシン政権を樹立したが、ケダ州ではムクリズ氏が実父のマハティール・モハマド前首相と共にPPBMにとどまりながら、党中央とは別歩調をとってPHとの連立を維持してきた。こうしたムクリズ氏に対してPPBM党内では党方針に従うよう求める声が上がっていた。

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