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18日の下院議会は国王演説のみ、不信任案は7月に持ち越し

2020年05月18日 09:00 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染防止のため18日に1日のみ開会されることになった次期国会について、一切の審議を行なわず恒例の国王による開会演説のみとなったことで、野党側が強く反発している。
 モハマド・アリフ下院議長によると、国王の演説は午前10時の予定で、それが終わるとすぐに休会する。時短の理由はあくまで健康安全上の懸念からで、両院議会の長であるムヒディン・ヤシン首相からアリフ議長に通知があったという。
 これにより当初予定されていた政府からの2つの補正予算案、野党代表の任命、議会内特別委員会の任命、公会計委員会(PAC)の議長任命、野党議員から出されている内閣不信任案動議などはすべて、7月13日に開会が予定されている次々回の国会に持ち越される。
 これに対し野党側は14日、人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム党首、国民信任党(Amanah)のモハマド・サブ党首、民主行動党(DAP)のリム・グアンエン書記長、そして与党連合・国民同盟(PN)構成党の統一プリブミ党(PPBM)所属でありながらムヒディン・ヤシン党首(首相)と対立しているマハティール・モハマド前首相の4人が連名で声明を発表。「遺憾であり残念。首相が野党議員と対面するのを拒否したものと国民はみなすだろう」と指摘した。
 野党側は、国会審議を経ないままに2,600億リンギ規模の経済対策を発表したことを「お手盛り」と批判。これに対しムヒディン首相は、政府の支出に関してはすべて議会を通すと約束していた。

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