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「マレーシアの規制緩和は拙速」専門家から懸念の声

2020年05月11日 13:00 JST配信

【クアラルンプール】 マレーシア政府が5月4日付けで条件付き行動制限令(CMCO)を導入するなど新型コロナウイルス「Covid-19」出口戦略を探っているいることについて、一部から拙速な規制緩和は感染第2波に繋がりかねないとの懸念の声が上がっている。
 ヘルスケアソリューションの豪州エナジェッセ(Energesse)の最高経営責任者(CEO)で、マレーシア国籍をもつアヴネシュ・ラトナネサン氏は、規制緩和のペースが早すぎでこのままでは第2波が起きるとし、そうなれば元からあった経済や社会モデルを破壊しかねないと指摘。拙速な規制緩和により第2波に苦しめられている他国と同じように、過去8週間に多大な負担を強いられてきた医療従事者や医療システムにさらに負担をかけることになるとした。
 その上でアヴネシュ氏は、多くの経済学者と疫学者が規制緩和への段階的アプローチがビジネスと公衆衛生の両立にとって必須であることに同意していると指摘。マレーシア政府が短・長期的な公衆衛生管理の複雑さをよく理解していない一部の主観的な意見を入れるのではなく、多くのデータやAIに基づく意思決定が望ましいとした。
(星州日報、ベルナマ通信、5月7日)

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