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10年ぶりの低金利、更なる利下げの予想も

2020年05月08日 13:00 JST配信

【クアラルンプール】 中央銀行バンク・ネガラが5日付けで翌日物政策金利(OPR)を0.5ポイント引き下げ、10年ぶりの低水準である2.00%とした。アナリストの間では、さらなる利下げの可能性を指摘する声も上がっている。
 バンク・イスラムのアフザニザム・アブドル・ラシド主任エコノミストは、大幅な利下げについて新型コロナウイルス「Covid-19」の影響からみて予想された範囲と指摘。今後については大幅な低インフレが予想されるため、さらなる利下げは行なわれないと予想している。メイバンク・キム・エンのウィンソン・プーン氏も同様な見解だ。
 一方、スタンダード・チャータード・グローバルリサーチは利下げの動きはこれにとどまらず、7月にもさらに0.25ポイント引き下げ、2008—09年のリーマン・ショックの時の水準を下回る1.75%となるとの予想を示している。MIDFリサーチも米国の政策金利が0—0.25%と超低金利となっていることから、マレーシアもさらなる利下げの余地があると指摘している。
 OCBCバンクのウェリアン・ウィラント氏は、先行きが不透明な中にあって景気回復が鈍化する可能性があるとし、中銀がさらなる利下げの余地を維持していることが重要だと指摘している。
(ザ・スター、5月6日)

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