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CMCO実施はグリーンゾーンの不公平感なくすため=上級相

2020年05月08日 11:00 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 連邦政府が5月4日付けで導入した条件付き行動制限令(CMCO)について、アズミン・アリ上級相(兼通産相)は「グリーンゾーン」に対する不公平感を無くすためだったと説明した。
 アズミン氏は、2週間以上新たな新型コロナウイルス「Covid-19」感染者が出ていない地域「グリーンゾーン」が増加していることを考慮したものと強調。行動制限令(MCO)を続けた場合に「グリーンゾーン」の事業者に対しても多大な損害を与える可能性があり、彼らの事業再開を禁止すれば不公平になるためだったと説明した。
 CMCO実施に慎重な州があることについて、アズミン氏は連邦政府の決定は法に基づいたもので、決定プロセスにおいて業相団体や州政府の代表も関わっていると指摘。連邦政府と州政府の協力体制は、国民の健康と経済回復のバランスをとるという目標達成において非常に重要であり、「従わない州は操業を再開できなかった企業から訴訟を起こされるリスクがある」との先の発言は重要性を強調するためのもので、脅すつもりはなかったと釈明した。
 アズミン氏は4日、州政府には連邦政府の決定を拒否する権限がないとし、従わない州は訴訟を起こされるリスクがあると警告した。これに対し実施を先送りしたペナン州やケダ州は「拒否するとは言ってはいない。ただ州の実情に合わせて調整・検討のために時間が必要」と反発していた。現在13州のうち9州が連邦政府の政策の完全履行に難色を示しており、規制緩和の先送りや一部の規制維持の方針を示している。

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