ホーム > 観光・イベント > 新型コロナの影響でホテル閉鎖相次ぐ、5つ星ホテルも

新型コロナの影響でホテル閉鎖相次ぐ、5つ星ホテルも

2020年05月04日 13:00 JST配信

【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」大流行や行動制限令(MCO)発令の影響を受け、ホテルの閉鎖が相次いでいる。
 マラッカの5つ星ホテル「ラマダ・プラザ・マラッカ(旧称ルネッサンス・メラカ)」は、6月30日付けで営業を停止する。ウィンダム・ホテル・グループ・アジア・パシフィックによる経営契約の下、同ホテルを運営するMTBは4月28日、全国ホテル・バー・レストラン労働者ペニンスラ・マレーシア組合(NUHBRW)に閉鎖予定を通知した。雇用契約の下、従業員に解雇通知書を配布し解雇給付を支払う。解雇人数については明らかにしていない。
 「Gタワー・ホテル」を運営するGシティ・クラブ・ホテルも4月29日、営業を停止すると発表。「Covid-19」の大流行や新規ホテルの参入による競争激化の影響を受け、ターゲット層である法人の旅行者(特に石油・ガス業界の企業顧客)が急激に減少したためと説明した。全従業員79人に対し、雇用契約に従い通知の上、給料および解雇給付を支払う。
 イポーの老舗ホテルの1つである「シュエン・ホテル」も、5月31日付けで閉鎖することを決めた。従業員が受け取った解雇通知書によると同ホテルは、MCOが施行される以前から経営に苦しんでいた。MCO解除後の観光産業の回復には時間が掛かると予測されていることから営業停止を決定した。従業員155人には5月31日までの給料および該当する報酬が支払われ、「1995年雇用法」の下、解雇給付が支払われる。
 一方でKLヒルトンは従業員の支援プログラムを提供を発表。4月29日付の社内通知書によると、一部の従業員は毎月600リンギの援助金を1ー6カ月間受け取ることができる。同プログラムを受けられない従業員は無給休暇扱いまたは解雇されることとなる。また同社は、社会保険機構(SOCSO)を通じて雇用保険制度(EIS)を申請するよう従業員に呼びかけた。また同プログラムを受けられない、または解雇されなかった従業員に対して、最新契約の下20ー50%の給与削減を実施することになると通知した。
 マレーシア・ホテル協会(MAH)が4月16日に実施した調査によると、「Covid-19」の大流行により、国内のホテル約15%が閉鎖する可能性がある。
(ザ・スター、5月1日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月30日、ベルナマ通信、4月29日)

関連カテゴリ: 観光・イベント

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。