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次期5カ年計画の見直しが必要=クルップ副首相府相

2020年04月29日 15:00 JST配信

【クアラルンプール】 ジョセフ・クルップ副首相府相(経済問題担当)は、新型コロナウイルス「Covid-19」の影響を考慮して、策定中の次期5カ年計画、「第12次マレーシア計画(12MP、対象期間;2021ー2025年)」の見直しが必要との考えを明らかにした。
 クルップ氏は「12MPはすでにほぼ完成段階にあるが、世界的なCovid-19の影響を鑑みていったん白紙に戻す必要がある」と言明。クルップ氏が加わっている経済計画部(EPU)が現在の経済状況を考慮して12MPを再構築することになると述べた。
 クルップ氏によると、まず見直す必要があるのは政府財源の20%を占めている石油・ガスセクターへの過度の依存。急激な原油価格下落により歳入に影響が出ている。また世界的な感染拡大と移動制限に伴い外国人観光客による観光収入に大きな影響が出ており、今後は国内旅行への依存度が高まるとみられるという。
 クルップ氏はまた、政府が経済再生に向けて短期、中期、長期的な計画を策定中であると言明。長期的計画では新型コロナ終息後の経済成長を加速化することになるとし、中でも行動制限令(MCO)においてこれまで以上にデジタル化、電子商取引への依存が強まっていることからムヒディン・ヤシン首相がデジタル化のプロセスをスピードアップに意欲を見せていると述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月28日)

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