ホーム > 社会・生活, 政治・外交 > 制限令を5月12日まで延長=首相  24日に断食月入り

制限令を5月12日まで延長=首相  24日に断食月入り

2020年04月24日 15:00 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ムヒディン•ヤシン首相は23日、ラマダン(断食月)入りに合わせてテレビ演説を行ない、28日で期限が切れる行動制限令(MCO)を5月12日までさらに2週間延長すると発表した。

 ムヒディン首相は「政府は期間中、次の方針を決定するために保健省から出された最新データを検討する。MCOが5月12日以降も延長される可能性はある。帰省先でハリラヤ(断食月明け大祭)を祝うことができない可能性もある」と警告。その一方で、新たな感染ケースが引き続き減少傾向を示す場合には、段階的にMCO規制を緩和する可能性があると述べた。

 ムヒディン首相はまた、MCO発令のために帰省先から戻れなくなっている学生や帰省したくても帰省できない学生のために片道遠距離移動を認める方向で検討する考えを表明。感染症状が出ていないことや警察署での申請などが条件になるとし、具体的な手続き方法の検討に入っていることを明らかにした。

 MCOは3月18日に2週間を期限に発令されたが、4月1日から2週間延長。4月14日までとなったが、不要の外出者が絶えないことから4月28日まで再延長されていた。3度目の延長が決まったことでMCO期間はまる二カ月となる。

■24日からラマダン入り■

 これに先立ちサイド・ダニアル・サイド・アハマド王印保管担当官は、24日のラマダン入りを宣言した。ズルキフリ・モハマド・アルバクリ宗教担当首相府相は、ラマダン期間中の集団礼拝は中止すると発表。ムスリムに対し、家族と自宅で礼拝を行なうよう呼び掛けた。

 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、MCOを前に帰省していた人がまた仕事のために都市に戻ってくることは認めるが、都市住民がハリラヤ休みで帰省することは認めないと言明した。帰省中の人が業務再開に合わせて戻る場合には、25日から最寄りの警察署で移動許可を申請することになる。

関連カテゴリ: 社会・生活, 政治・外交

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。