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ハリラヤ延期論、宗教担当首相府相が前向き発言

2020年04月23日 11:00 JST配信

【クアラルンプール】 5月24—26日の日程で予定されている今年のハリラヤ(断食月明け大祭)公休日について、ズルキフリ・モハマド・アルバクリ宗教担当首相府相が新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大防止のための延期案に対して前向きの発言を行なった。
 これより前にイスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)はズルキフリ氏の意見を聞いてから決定すると述べており、その発言が注目されていたズルキフリ氏だが、「イスラム聖職者の見解を聞いた後、延期の可能性について全国ファトワ(イスラム法学者の裁定)評議会で議論することになる」と述べた。
 英字紙「ザ・スター」が報じたところによると、ズルキフリ氏は行動制限令(MCO)のガイドラインに沿った形でムスリムがハリラヤの宗教行事に参加することは可能であり、またそうすべきだが、現時点でハリラヤ礼拝後のお祝い行事は控えておいた方がいいと言明。「お祝い行事は伝統に重きを置いているため宗教的義務である礼拝とは同列ではない」とし、ハリラヤ祝祭行事は延期しても構わないとの考えを示した。具体的にはオープンハウスなどの祝賀活動のことを指しているとみられる。ハリラヤ前後には全国的な帰省&Uターン・ラッシュが起きるため、新たな感染拡大の原因になるとの懸念の声が出ている。
 こうした懸念を受けてインドネシア政府は21日、国民の大規模移動を封じるため「レバラン」(マレーシアのハリラヤに相当)連休を12月28日—31日に移動させると発表している。
(マレー・メイル、4月22日)

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