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首都圏で水不足、政府が節水を呼びかけ

2012年07月04日 12:58 JST配信

【ペタリンジャヤ】 首都圏クランバレーにおける水不足の深刻化が懸念されており、政府は節水を呼びかけている。特にマレーシア半島では酷暑のため上水需要が増加し、貯水量の減少につながっているという。

エネルギー・グリーン技術・水省が発表した国家水サービス委員会の統計によると、6月19ー25日の貯水率(セランゴール、連邦直轄領、プトラジャヤ)は1%にも満たなかった。同期間中、クアラルンプール、プトラジャヤ、セランゴールに水を供給している2つの浄水場は能力以上の浄水を行った。乾期に入った5月前に比べ貯水量は減少しているという。

一般的に水の需要が高まる酷暑のシーズンは、普段より水の使用量が7%増加する。10%の貯水量が中立ラインだが、クランバレーでは貯水量が減少しており、貯水率は10%に満たないという。一方、国内の多くの州では現在貯水量は10%以上となっている。

マレーシア人の水道水の平均使用量は1日200リットルで、セランゴール州では239リットルとなっている。政府は1人の使用量を180リットルに減らしたい考えだ。マレーシア半島の600万世帯(1家族4人を平均として)が1日20リットル節水することで、1日に4億8,000万リットルの節水につながる。その量はマラッカ州の1日の需要を上回るという。

一方、無収水(配水管からの漏水)の削減や水の生産能力を増加させる施設の拡張を行う緩和プロジェクトは遅延しており、2015年の完工が見込まれている。

 浄水場での電力の使用量が増加しているため、水道料金の値上がりの可能性もあるという。

(ザ・スター、7月3日)

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