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アズミン上級相、制限令再延長の可能性を示唆

2020年04月21日 09:13 JST配信

【クアラルンプール】 
アズミン・アリ上級相(兼通産相)は、28日まで延長されている行動制限令(MCO)について再び延長される可能性を示唆。ただし経済面への影響を考慮し、より多くのセクターにおける事業再開を認めることになるだろうと述べた。
 ロイター通信の電話インタビューに応じたアズミン大臣は、政府としては国民の健康安全と経済への影響のバランスをとるための方策を考えていると言明。「政府内の議論しだいでMCOを維持する可能性があるが、その場合には安全と経済のバランスをとるためにさらに規制緩和が可能なセクターについて検討していく必要がある」と述べた。
 経済問題についてアズミン大臣は、主要な貿易相手国、特に中国と米国の状況に大きく依存すると指摘。マレーシア政府は観光省などへの予算を転用することで経済対策の資金を調達する方法を模索しているが、原油価格の大幅な下落が複雑な問題を引き起こしていると言明。政府の大きな歳入源である国営石油会社、ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の生産削減で政府への配当が目減りする恐れがあると指摘した。
 その上でアズミン大臣は、政府がこれまでに発表した総額2,600億リンギの経済対策の資金は調達可能だが、さらに追加の経済対策が必要になった場合には新たな国債発行も避けられないと指摘。「国民が苦しんでいる中で、政府が財政赤字を過度に心配するべきでない」と述べた。
(ロイター、4月17日)

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