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ムヒディン内閣が初閣議、アズミン通産相が序列2位に

2020年03月12日 10:12 JST配信

【プトラジャヤ=マレーシアBIZナビ】 
ムヒディン・ヤシン首相は11日に開催された初閣議後に記者会見を開き、経済行動評議会(EAC)の設置、1カ月内の全閣僚の資産公開——といった今後の方針を明らかにした。

 ムヒディン首相は、副首相ポストが置かれていないことに関連し、首相不在の場合の代行について新設された上級相の一人に任命されたアズミン・アリ通産相が担当することを明らかにした。上級相ポストは4人で、アズミン氏以外に▽イスマイル・サブリ・ヤアコブ国防相▽ファディラ・ユソフ公共事業相▽モハド・ラジ教育相——が選ばれている。
4人の地位は対等だが、首相不在の場合にはアズミン氏が閣議の議長を担う。アズミン氏も不在の場合にはサブリ氏が引き継ぐ。

 ムヒディン首相は、EACについて毎週月曜日に会合を行うことを明らかにした上で、3月16日に初会合を開催することを明らかにした。
メンバーにはアズミン通産相やテンク・ザフルル財務相、ムスタパ・モハメド首相府相(経済担当)——の経済関連閣僚のほか、中央銀行バンク・ネガラ総裁なども指名される。

 またムヒディン首相は、前・希望同盟(PH)政権下で不満が強まっていた売上・サービス税(SST)について、物品・サービス税(GST)再導入の可能性を含めて検討する考えを示した。

■マハティール前首相に和解呼び掛け■
 ムヒディン首相は、マハティール・モハマド前首相に対し謝罪の手紙を送り、和解に向けて会見を申し込んだことを明らかにした上で、現政権への支持を求めた。マハティール氏からは現時点で会う準備ができていないと伝えられたという。

 これに先駆けマハティール氏はムヒディン内閣の組閣を確認した後、ムヒディン内閣が次期総選挙まで存続するとの見通しを語った。

 マハティール氏は「シナル・ハリアン」のインタビューに応じ、ムヒディン氏が政権の潤滑な運営に必要な議員からの十分な支持を得ていることが分かったと述べ、希望同盟(PH)が計画している内閣不信任案についても可決される可能性が低いとの見解を示していた。

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