ホーム > 経済 > 今週は波乱のリンギ相場に、エコノミスト予想

今週は波乱のリンギ相場に、エコノミスト予想

2020年03月11日 10:59 JST配信

【クアラルンプール】 
原油価格が急落しており、リンギには厳しい時期が待ち受けているとエコノミストはみている。

 OPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟産油国からなる「OPECプラス」は6日、ウイーンで会合を開き、OPEC側が原油価格維持のため減産強化を働きかけたのに対し、ロシアが拒否。
OPECを主導するサウジアラビアが増産に転じる姿勢を示したことで原油相場が急落した。

 サンウェイ大学ビジネススクールのイア・キムレン教授は、中国が新型コロナウイルスの影響から脱しV字回復すれば、マレーシアから中国への輸出が増加しリンギ上昇要因になるが、中国経済が回復に失敗すれば原油価格にはさらに下落圧力がかかり、マレーシアを含む石油輸出国の通貨には向かい風になるとの見解を示した。

 ケナガ・インベストメント・バンクによれば、米連邦準備制度理事会の0.5ポイントの利下げで資金が米国からアジア市場に流出している。
リンギは今週、新型コロナウイルスの感染拡大リスク、流動的内政を背景に不安定な動きが予想されるという。
(マレーシアン・リザーブ、3月9日)

関連カテゴリ: 経済

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。