ホーム > 経済 > 新型コロナの影響、アナリストが貿易減速の可能性指摘

新型コロナの影響、アナリストが貿易減速の可能性指摘

2020年03月09日 10:40 JST配信

【クアラルンプール】 
新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大を受け、複数のアナリストがマレーシアの今年の貿易が減速すると予想している。今年1月の輸出は精油製品やパーム油関連を除いて全般的に振るわず、前年同月比1.5%マイナスとなった。同輸入は2.4%マイナスだった。

 パブリック・インベストメント・バンクは、感染拡大がいつまで続くか不明であることが消費感情や投資感情が低いままで推移しそうだとし、政府や中銀が景気対策に乗り出しているものの効果が表れるには多少時間がかかる可能性があり、短期的な貿易見通しは注意を要すると指摘している。

 AMバンク・リサーチは、世界貿易の縮小に加えて、世界的な技術系のダウンサイクルと一次産品価格の下落により輸出と輸入の両方にさらなる下振れリスクがあると指摘。今年の国内総生産(GDP)成長率について高くて3.8%、低くて2.5%の範囲でだいたい3.0%前後にとどまると予想している。

 ホンリョン・インベストメント・バンクは、2月の購買担当者指数(PMI)が最低水準まで下がっていることを挙げて、マレーシアを含む輸出依存国にマイナスの影響を与えると指摘し、第1四半期のGDP成長率見通しを3%以下と予想している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月6日)

関連カテゴリ: 経済

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。