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ムヒディン氏が第8代首相に就任 マハティール派は内閣不信任案で対抗へ

2020年03月02日 10:27 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】
ムヒディン・ヤシン統一プリブミ党(PPBM)党首が1日、第8代首相に就任。王宮で宣誓を行なった。

  2月24日のマハティール・モハマド前首相の辞任を受けて各党派が入り乱れて多数派工作を図る中、PPBM創設者であるマハティール氏を押し退ける形で党内や共闘先の統一マレー国民組織(UMNO)や汎マレーシア・イスラム党(PAS)などの支持を取り付ける事に成功。
これらを取り込んだ新会派の下で下院議会(定数222)の過半数を掌握したと宣言し、2月29日に国王より首相指名を受けていた。

■マハティール派は内閣不信任案で対抗へ■

 これに反発するマハティール氏は、ムヒディン氏を「裏切り者」と非難。一度は反目したアンワル・イブラヒム人民正義党(PKR)党首の支持を再び得て「過半数を確保したのはこちらの方」と主張し、争う構えを見せている。国王は1日午後3時までにマハティール氏からの謁見申し入れを拒否しており、同氏の主張を受け入れる見通しはたっていない。
 

 国会は当初の予定通り今月9日に再開される見通しだが、マハティール派が内閣不信任案を提出する可能性が高く、双方の多数派工作の行方しだいではムヒディン新内閣が過半数を取れずに瓦解し、国会解散・総選挙という可能性もある。

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