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新型肺炎の貿易への影響、「評価は時期尚早」オン副通産相

2020年02月06日 10:20 JST配信

【クアラルンプール】 オン・キエンミン副通産相は、世界的な新型コロナウイルス感染による肺炎拡大がマレーシア貿易に与える影響について評価するには時期尚早と述べた。
 オン副相は、中国正月期間には中国のほとんどの工場が1週間以上休業するため中国における製造活動低下の影響を見極めるのは難しいと指摘。ただ2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の流行時を参考にすると第1四半期には中国の経済成長減速が予想されるとした上で、現在の世界貿易及び経済的バリューチェーンにおける中国の比重は2003年に比べると大きくなっており、世界経済に与える影響はより大きいと予想されるとした。
 その上でオン副相は、新型肺炎が中国および世界的サプライチェーンに影響を与えると予想されるもののどのような影響が出るかはまだ分かっていないとし、「パニックに陥る必要はない。2、3月に貿易や生産量が若干低下する可能性があるが、感染拡大が収束すれば第2四半期に回復が予想される」とした。
 2019年通年の輸出は前年比1.7%マイナスとなり、2009年以来の減少に転じた。輸入、貿易額もそれぞれ減少したが、オン副相は今年について「国際情勢とパーム原油(CPO)及び原油価格の回復により2019年に達成できなかった貿易額2兆リンギの目標は達成可能」との見方を示した。
(ザ・サン、2月5日)

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