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新型肺炎、湖北省対象に中国人入国を暫定禁止に

2020年01月28日 20:24 JST配信

新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染者がマレーシアでも4人確認されたことを受け、マレーシア政府は27日、感染元とみられる中国・武漢及び湖北省周辺在住の中国人を対象にマレーシア入国ビザ発行を同日付けで暫定中止すると発表した。

首相府相によると、発給中止となったのは▽ビザなし入国(eNTRY)▽到着ビザ(VOA)▽電子ビザ(e-ビザ)▽マニュアル取得ビザ——で、「状況が正常化」した場合は再開するとしている。保健省によると、すでに23日以降は湖北省からの観光客の入国は確認されていないが、ネット上では新型肺炎流行に対する懸念から中国人の入国禁止を求める署名活動が行われており、27日までに38万人が署名したという。

感染が疑わしい患者は国内で複数出ているが、27日時点で感染が確認されたのは中国人観光客4人のみで、いずれもシンガポールから陸路でジョホールバルに入国した。保健省によると、27日時点で新たに5人の感染が疑われる中国人患者が隔離されており、鑑定結果を待っている段階。

■「肺炎発症」のデマ拡散、当局が警告■

マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)や警察は、新型肺炎に関するデマを流した者に対して厳しく罰すると警告した。ネット上で少なくともマラッカ、ネグリ・センビラン、パハン、ペナン、トレンガヌの5州で感染者が確認されたとの噂が流れ、これらの州の保健当局がいずれも否定した。

サイフディン・アブドラ外相によると、マレーシア外務省は在北京大使館に緊急対応チームを設立。広州、香港、昆明、南寧、上海、西安にある総領事館が在留登録されているマレーシア国民と連絡をとっている。

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