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人民正義党大会、アンワル派とアズミン派の対立解消ならず

2019年12月09日 19:28 JST配信

与党連合・希望同盟(PH)第一党・人民正義党(PKR)の代表大会が8日までマラッカで行なわれ、アンワル・イブラヒム党首(元副首相)とアズミン・アリ副党首(経済問題担当相)の間の対立が解消できないまま閉幕。内定しているアンワル氏の次期首相就任に身内からの一致した支持が得られない状況となっている。

一時はアズミン派がボイコットするとも伝えられたが、4日の「和解協議」を経てアズミン派が出席に同意。5日に開幕した青年部及び婦人部大会の開会式でアズミン氏が挨拶し「アンワル氏と仕事の上で良好な関係にある」と述べるなど党内和解を印象づけた。しかし翌6日には青年部内の両派200人あまりが会場内で衝突し、ケガ人が出る騒ぎとなった。

7日の党大会初日は午前中、アンワル氏、アズミン氏、ワン・アジザ前党首が顔を揃えて談笑する姿をみせるなど再び和解を印象づけたが、午後になると一転してアズミン派が「和解協議の合意をアンワル派が破った」と主張し、100人以上が退席する騒ぎとなった。8日はアズミン氏が閉幕式を欠席してアズミン派の集会を開き「謀反人を名指しされるのは遺憾。自分はPKRを辞めないし、アンワル氏と対話による和解を望んでいる」と述べた。

一方、党内分裂を避けたいアンワル氏は「アズミン氏を処分しない。和解の余地はまだある」と述べるにとどまった。

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