アジア最大の格安航空エアアジアは20日、クアラルンプール(KL)ー成田線を再就航した。同社にとり初となるWi-Fiを装備したエアバス「A330」で成田に乗り入れた。
エアアジアは2014年11月にKLー成田線を開設したが、2015年8月に運行を停止していた。同路線を復活したことで、追加で年間15万席を提供することになる。来年はマレーシアでは「ビジット・マレーシア・イヤー」(観光年)、東京ではオリンピックを予定しており、観光や経済への貢献が見込まれている。
月、水、金、土曜日の週4往復の運航となる。スケジュールはKL発が0時15分、成田着が8時15分。成田発が9時半、KL着が15時45分。
エアアジアは就航を記念して、スタンダード・シートを539リンギ、プレミアム・フラット・ベッドを1,499リンギからチケット販売する。特別料金は公式ウェブサイトとアプリで24日までの販売で、渡航期間は2月28日まで。
エアアジアは、2020年1月22日から台湾経由でKLー沖縄線を就航することを計画しており。日本の乗り入れ先は、東京(成田、羽田)、大阪、札幌、福岡、名古屋の7カ所となる。