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第3四半期、GDP成長率が4.4%に減速

2019年11月15日 19:17 JST配信

中央銀行バンク・ネガラ・マレーシア(BNM)は15日、2019年第3四半期(7ー9月)の国内総生産(GDP)成長率が4.4%のプラス成長となったと明らかにした。第1四半期(+4.9%)から減速した。

セクター別で最も好調だったのはサービス業で、前期の6.1%は下回ったものの、5.9%成長となった。製造業は3.6%で、前期の4.3%から減速。農業は前期の4.2%から3.7%にダウンした。前期はプラス2.9%だった鉱業は、マイナス4.3%に失速。建設業もプラス0.5%からマイナス1.5%に転じた。

国内需要は前期の4.6%を下回る3.5%のプラス成長となった。民間需要は5.4%のプラス成長で、前期(+6.2%)から減速。民間消費は7.0%成長で前期(+7.8%)からダウンした。前期は1.8%成長だった民間投資は0.3%に減速した。

公共支出は前期の0.3%から1.0%に加速。その一方でマイナス9.0%だった公共投資はマイナス14.1%にダウンした。前期はプラス0.1%だったモノとサービスの輸出はマイナス1.4%、輸入は前期のマイナス2.1%から、マイナス3.3%に失速した。

中銀は声明の中で、第3四半期のGDP成長率が鉱業と建設業の成長が鈍化したことが影響したと指摘。また内需と輸出の成長が減速したことも影響したとした。

第3四半期のインフレ率は、昨年6ー8月に物品・サービス税(GST)撤廃に伴うタックスホリデー期間があったことの反動で平均的に高い傾向にあったが、消費税問題の影響を除いたコアインフレ率は1.5%に止まったと指摘。来年は今年よりも高くなると予想した。経済成長は、民間セクターに支えられ、成長基調を維持できると予測。特に雇用率の上昇や収入増加に伴う家計支出の増加が見込めるとした。

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