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マレーシアは為替操作は行なわず=リム財務相

2019年11月04日 10:03 JST配信

リム・グアンエン財務相は、マレーシアの経済成長のために通貨リンギの価値を不当に安く抑えるといった為替操作を行なうことはないと強調した。

下院議会での質問に答えたもので、リム財務相は「世界経済が引き続き減速傾向を示しているとしても、リンギを切り下げて経済成長を後押しすることはない」と言明。通貨の価値は市場の力に委ねられるべきだとし、過去にもマレーシアが為替を操作したことはないと述べた。

その上でリム財務相は、そうでなければ為替操作国のレッテルを貼られる恐れがあり、そうすればインフレなどマレーシア経済にマイナスの影響を与える可能性があると指摘。「通貨を意図的に切り下げないよう非常に気を配っており、同時にインフレが制御不能にならないよう制御している」と述べた。

米財務省は5月、主要貿易相手国の通貨政策を分析した為替報告書を発表し、同国に対する貿易黒字が大きいマレーシア、シンガポール、ベトナム、アイルランド、イタリアの5カ国を新たに監視対象に加えた。米国は(1)対米貿易黒字(2)経常黒字(3)為替介入  の3条件から判断するとしており、マレーシアは(1)と(2)が該当している。

(南洋商報、ザ・サン、11月1日)

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