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製造業景況感低下も消費者信頼感指数は上昇=MIER

2019年07月31日 20:41 JST配信

シンクタンクのマレーシア経済研究所(MIER)によると、2019年第2四半期の製造業者の景況感指数(BCI)は、前年同期から22.1ポイント、前期から0.1ポイント下がって94.2ポイントとなった。100ポイントのボーダーラインを下回り、企業が今後3カ月について明るい見通しを持っていないことがわかった。 

8つの調査項目のうち、生産量、生産量予想、国内からの受注、海外からの受注は改善したが、売上高、設備投資、設備稼働率、輸出売上高予想は悪化した。世界経済の緊張や見通しが不透明なことが影響した。この傾向は第3四半期まで続く見込みだ。輸出売上高予想は悪化するが、生産量予想では改善することが予想されている。 

一方で消費者信頼感指数(CSI)は前期の85.6ポイントから93ポイントに上昇した。雇用と家計の見通しが改善した。今後数カ月は、車や住宅などの金額が大きな買い物はには慎重になることが見込まれている。 今年のGDP成長率予想、4.6%に上昇修正。

MIERは、今年通年の国内総生産(GDP)成長予想を、4.5%から4.6%に上方修正。上方修正はしたが、世界的に経済に対する向かい風が強いことや景況感が弱いことから、マレーシア経済の先行きを楽観視しているわけではないとし、米中貿易摩擦の影響がある中、マレーシアでは貿易や資源配分効率、資本蓄積では改善が見られており、製造業などの後押しを受けて、GDPは成長する見込みだと指摘した。 
 

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