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東海岸鉄道線建設が正式再開、26年12月の完成目指す

2019年07月25日 19:34 JST配信

凍結されていた東海岸鉄道線(ECRL)建設が25日、正式に開始された。当初の2024年6月より2年半遅れの2026年12月の完成を目指す。

再開式はトレンガヌ州ドゥングンのリンバ・バンダル・ブキ・バウクにあるトンネル工事現場で、アンソニー・ローク運輸相、アハマド・サムスリ州首相、在マレーシア中国大使の立ち会いの下で行なわれた。

ECRLは首都圏クランバレーとトレンガヌ州コタバルを結ぶ全長648キロメートルの電化新線で、総工費は当初の300億リンギから550億リンギに膨張。最終的には655億リンギまで拡大し、見直し論が強まっていた。中国交通建設(CCCC)が受注し2017年11月に着工したが、15%まで工事が進んでいた昨年7月に新政権が凍結を発表。その後、復活に向けた計画見直しが行われた末、建設費がかさむトンネルを減らすためのルート変更などを伴う大幅なコスト削減の上で今年4月に再開が決まった。

全長は648キロメートルに短縮され、建設費は440億リンギに圧縮された。9,550万リンギまで膨らんでいた1キロメートル当たりの建設費は6,870万リンギに圧縮。駅数も26から20に削減された。地元企業への発注率が30%から40%に引き上げられた。

開発母体のマレーシア・レール・リンク(MRL)とCCCCが50対50の出資比率で合弁会社を設立し、運営及び保守費用を折半することになり、完成後のメンテナンスに参加させることを通じ中国側の関与を増やした。

MRLは、ECRLのルート変更に伴う環境影響評価を2020年第1四半期までに提出する。ルートが変更されたのはコタバル—ドゥングン間及びメンタカブ—ポートクラン間で、すでに土壌調査と地形調査を開始している。 

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