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MASへの出資金調達、ナジャが日本の銀行と交渉か

2019年07月16日 19:20 JST配信

経営再建に向けて複数の投資家から出資提案を受けているマレーシア航空(MAS)について、パハミン・アブ・ラジャブ氏が設立したナジャ・エアが出資資金10億リンギの調達に向けて日本の銀行と交渉を始めた模様だ。 

「エッジ」が消息筋の話として報じたところによると、交渉は初期段階で合意に達するかどうかはまだ分からないという。パハミン氏は投資家グループ5人と共に7月3日、マハティール・モハマド首相と面会してMAS支援の意向を伝え、デューデリジェンス実施に対する許可を求めた。債務の株式化(DES)により少数株式の取得を目指す考えだという。 

別の消息筋によると、サイド・アズマン・サイド・イブラヒム氏が率いるウェストスター・グループがナジャ・エアに接近し、共同でMAS再建に乗り出す提案を行なった模様。ただこの交渉の初期段階だという。ウェストスターはMAS親会社の政府系投資会社、カザナ・ナショナルより支援要請を受けているとされる。 

MAS再建については、適切な再建計画を建てるためのタスクフォース設立を航空コンサルティング会社のエンダウ・アナリティクスがマハティール首相に進言した。エンダウの創設者、シュコル・ユソフ氏は「長年にわたる業績低迷と目標未達成を考えると、既存の経営陣および役員の地位は保証されていないと考える」と経営陣の刷新が必要との考えを表明。多額の債務返済時期も迫っており、子会社のファイアフライが4カ月もシンガポール線の運航ができなかったことから更に厳しい環境が待ち受けているとし、待ったなしの改革が必要との考えを示した。 

エッジ

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