シャムスル・イスカンダル副一次産業相はマラッカ州のアブラヤシ栽培者に対する、マレーシア持続可能パーム油(MSPO)認証に関する説明会で、MSPO基準を満たした製品を日本に売り込む考えを示した。
シャムスル氏は、日本は来年のオリンピックではMSPOの認証を受けたパーム油だけを使用すると述べ、認証取得を目指すよう求めた。年内は認証手続き費用を免除する。
またシャムスル氏は「オリンピックは世界各国から選手が集まる場であり、マレーシア産パーム油の認知度が高まり、さらにマレーシア産パーム油に対する誤った情報を打ち砕くことにもなる」と語った。
日本の輸入業者は持続可能性以外に、マレーシア産パーム油の質も評価しているという。