2018年11月22日 09:34 JST配信
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 話題となっている英国のロックバンド「クイーン」の伝記ミュージカル映画「ボヘミアン・ラプソディ」がマレーシアでも封切られたが、同性愛者が映っているシーンなどがカットされたことを巡って検閲機関と映画ファンの間で騒動が起きている。
マレーシアの映画ファンは、米国や英国では「PG−13」となっているのに対し、マレーシアでは成人映画の「18」に指定され、さらにオリジナルの上映時間134分に対し、マレーシア版は110分となっており、不当に24分もカットされたと主張している。
これに対しマレーシア映画検閲委員会は、カットされた12のシーンのうち7シーンは禁止用語が続くシーンで、4シーンは同性愛者が映っているシーンだと公表。カットされたのはわずか3分だけであり、いずれもマレーシアの検閲ガイドラインに基づく正当なものだと説明している。
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