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元IS戦闘員の妻が帰国、恐怖の体験を告白

2018年11月05日 07:10 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 望まないままにイスラム国(IS)戦闘員の妻となってしまったマレーシア人女性がこのほど帰国し、記者会見で恐怖の体験を語った。

 妊娠7カ月だったアイシャ(仮名、31)さんは2016年3月、石油探査会社の技術者だった夫と3歳の娘とともに長期の休暇旅行でイスタンブールに向かった。ホテルに5日間滞在した後、賃貸住宅に移ったが、やがて夫がISに入りたがっていることを知ったという。イスタンブールでの滞在は長期化し、やがて妊娠中の息子を出産。そして1年後、親子共々、夫によって無理矢理シリアに連れて行かれたという。

 家族4人は仲介人を頼りにシリア国境を越えて山岳地域を抜け、イスリブという小さな町に滞在した。戦闘員になった夫は二度とマレーシアには帰らないと話していたという。今年2月になって夫が戦死したことからシリアからの脱出を決意、マレーシアの家族に連絡して窮状を訴えた。アイシャさんと2人の子供はマレーシア警察や大使館、トルコの情報機関の助けを得てようやく脱出が叶い、10月にマレーシアに帰国することができた。

 ISに参加するためにシリアに入ったマレーシア人はこれまでに102人に上っており、37人が死亡したという。

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