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HSBC本店前でピケ、労働協約違反に従業員が抗議

2018年09月24日 20:49 JST配信

【クアラルンプール】 銀行員労働組合(NUBE)は21日、クアラルンプール(KL)にあるHSBCマレーシア本店前で労働協約違反に関する抗議活動を実施。従業員2,000人余りが「マレーシア労働者を騙している」「正義を求める」などと書かれたプラカードを掲げてピケを張った。これにより本店周囲の道路で一時交通渋滞が発生した。

 ピケに参加したのは多くがカスタマーサービス・バンキング部門の従業員。銀行側が組合側と締結した労働協約を無視し労働者の権利を侵害したと主張している。銀行側がリストラの名目で自主退職スキーム(VSS)を悪用して人員を削減する一方、組合側への説明なしに一部の業務を社外に委託しているという。

 NUBEのJ.ソロモン事務局長によると、4月に新しい最高経営責任者(CEO)が就任してから状況が悪化。銀行側の経営陣が直接交渉を拒否し、代わりに決定権のない人事部が窓口になっているため話し合いが進まない状態が続いている。以前の労働協約は期限が切れて1年経つが、銀行側は組合側との交渉に応じていないという。

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