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同性愛のマレー女性2人、ムチ打ち刑を執行

2018年09月06日 20:03 JST配信

【クアラトレンガヌ=マレーシアBIZナビ】 クアラトレンガヌ・イスラム高等裁判所は3日、同性愛行為を行なったとして有罪判決を受けたトレンガヌ州在住のマレー女性2人に対しムチ打ち6回の刑を執行した。

 ムチ打ち刑は150人の傍聴人が見守る中、担当医師によって刑罰に耐えうるかどうか検査が行なわれた後、カジャン女性刑務所の女性係官によって執行された。刑には1メートルほどの長さの籐製のムチが使われた。女性受刑者のプライバシーに配慮し、傍聴人の携帯電話はすべて裁判所に預けさせられたという。

 被告の女性2人は22歳と32歳で、今年4月にトレンガヌ州内に停めた乗用車の車内でレスビアン行為を行なっていたとしてイスラム法取締官によって同性愛行為を禁じるイスラム刑法違反で告発されていた。女性が同性愛行為でムチ打ちの刑を受けるのは同州ではこれが初めてだという。

 性的マイノリティ(LGBT)の支援団体やマレーシア人権委員会(SUHAKAM)は、「人間の尊厳を損ねるものであり、国際法に基づき拷問や残酷で非人道的な刑罰の絶対的な禁止を求める」と批判していた。

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