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オレンジ色のTシャツ免除、ナジブ被告は特別扱い?

2018年07月15日 12:26 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ナジブ•ラザク前首相がついに背任罪で起訴されたが、出廷の際に汚職摘発委員会(MACC)による拘留者であることを示す「LOKAP SPRM」と書かれたオレンジ色のTシャツを着ずにスーツを着ることがなぜ認められたのか、なぜ手錠を免除されていたのか疑問の声が上がっている。

 オレンジ色のTシャツは取り調べのために容疑者を拘留した場合にのみ使われるもので、手錠も同じく拘留された容疑者に使うという。実際、昨年10月にサバ州のシャフィー・アプダル首相(サバ遺産党=ワリサン党首)が汚職容疑で逮捕された際にはオレンジ色のTシャツを着て法廷に現れた。

 今回のナジブ被告の場合はMACC本部における夜通しの取り調べを経て、翌朝直接裁判所に向かったため「逮捕」されたものの「拘留」されたわけではなく、オレンジ色のTシャツを着ていなくても不思議ではないという。

 実際、2016年にリム・グアンエン財務相(当時ペナン州首相)が住宅購入に関わる汚職容疑で逮捕された場合にもオレンジ色のTシャツを着ていない。

 ナジブ被告に対して嫌悪感をもつ一般国民の間では、何かと「特別扱いを受けている」、「司法を操作している」といった偏見に基づく不満の声につながる傾向がある。

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