ホーム > 政治・外交 > UMNO内部でトップ選実施に否定的意見、反発の声も

UMNO内部でトップ選実施に否定的意見、反発の声も

2018年05月21日 20:30 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 先の総選挙で政権を失った国民戦線(BN)構成党、統一マレー国民組織(UMNO)の内部からトップ選挙の実施に否定的な意見が出ており、カイリー・ジャマルディン青年部長らがこれに反対している。

 ナジブ•ラザク総裁(前首相)は責任をとってすでに辞任し、アハマド・ザヒド副総裁(前副首相)が総裁代行を務め、ザヒド氏に代わりヒシャムディン・フセイン総裁補(前国防相)が副総裁代行を務めている。

 UMNOでは総選挙での大敗を受けて、組織の立て直しが急務となっている。党役員選挙は2019年4月までに行なわれる予定だが、モハマド・アリ・ルスタム元総裁補(元マラッカ州首相)は、ザヒド氏とヒシャムディン氏については総裁、副総裁に、そしてカイリー氏を総裁補にそれぞれ無投票で選出すべきと述べた。

 これに対してカイリー氏は異議を申し立て、「トップの無投票選出を良しとする慣習こそがUMNOが国民の信頼を失った理由の一つ。無投票選出を求める意見はナンセンス」と述べた。

 UMNO最高評議会議員のジョハリ・アブドル・ガニ氏も、「トップの無投票選出はUMNOを強化しない」と批判的な見方を示した。

関連カテゴリ: 政治・外交

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。