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バジャウ族は潜水に適した身体に変異=調査

2018年04月28日 07:14 JST配信

【コタキナバル=マレーシアBIZナビ】 東南アジアに広く分布しサバ州では人口の14%を占める海洋民族、バジャウ族について、より潜水に適した身体に遺伝子的に変化していることが分かった。

 医学雑誌「セル」に掲載されたコペンハーゲン大学の論文によると、バジャウ族と同じ地域に住むが潜水をしないサルアン族と比較したところ、バジャウ族の脾臓が約50%も大きかった。脾臓が大きくなると血液中の酸素が多くなるため、長く潜水することができる。

潜水によって魚獲りをするバジャウ族は最大で13分間も息を止められ、70メートル以上も素潜りすることができる。訓練で習得するものもあるが、遺伝子レベルで潜水に適応していると考えられるという。

 バジャウ族は1万5,000年ほど前にサルアン族は分かれたとされ、DNAの解析により▽酸素不足の臓器に優先的に酸素を送る▽血中二酸化炭素の蓄積を遅らせる▽脾臓周辺の筋肉収縮▽低酸素レベルへの適応——といった遺伝子変異がみられたという。

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