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JICAがパーム油排水処理実証事業、MPOBに装置供与

2017年07月25日 20:13 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 国際協力機構(JICA)が実施する「中小企業海外展開支援事業-普及・実証事業-」において、阪神動力機械(本社・大阪府大阪市)が実施したパーム油工場の排水処理高度化・資源循環利用 普及・実証事業が完了。同社の水質浄化装置(アクアレーター)が、同事業のカウンターパートであるマレーシア・パーム油委員会(MPOB)に24日、供与された。

JICAは、マレーシアにおける排水規制の強化に対応するためのパームオイル工場向け排水高度処理・循環利用システムの実証を行うことを目的に実施した。ほとんどのパームオイル工場では、多段式の開放型ラグーンによる簡易な排水処理を採用しており、代表指標であるBOD値を理想的なBOD20mg/Lまで除去することは困難であることから、工場排水処理の前段にて、スクリーン装置で大型の浮遊物を除去、または遠心分離機(スクリューデカンター等)により効果的に有機固形物を分離し、後段の好気性処理への汚濁負荷を低減した上で、最終的に曝気撹拌設備を用いた好気性処理(活性汚泥法)によって、安定的にBODを20mg/L以下にし、環境中に放流するシステムを提案した。

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