2017年05月13日 08:55 JST配信
【クアラルンプール】 国際協力銀行(JBIC)は10日、日本企業がマレーシアで実施する吸収材用フィルム事業に対して融資を行なうと発表した。
新和産業(本社・岐阜県)のマレーシア法人、シン・ササフジ(SSSB)がセランゴール州において実施する吸収材用フィルムの加工・販売事業に必要な資金の融資となる。滋賀銀行との協調融資により実施するもので、新和産業のシンガポール法人、ネオックスとの間で貸付契約を締結した。JBICの融資分は30万米ドルを限度とする。
今回の融資についてJBICは、海外展開支援融資ファシリティの一環として、中堅・中小企業の海外事業展開を支援するものと説明している。