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「家族の不幸は呪いのせい」霊感商法はびこる

2012年04月04日 15:09 JST配信

【マラッカ】 「家族の不幸は呪いのせい」といった悪質な霊感商法による被害が増えている。マラッカでは先ごろ、70歳代の老女が4千リンギを騙し取られる事件が起きた。
伝統医学の専門家を自称する女性2人がウォンさん(75)宅を訪れ、「自分たちの師匠のみが不幸を取り除ける」と言ってある男性を紹介した。男性はウォンさんに「末息子が重い病気にかかっており、何もしなければ3日間で死ぬ」と脅した。実際、ウォンさんには40歳代の息子がおり、しかも実際に病気だったため男性の言うことを簡単に信じてしまったという。
男性はウォンさんに所持金をビニール袋に入れて持ってくるように指示。ウォンさんが4,000リンギを包んで持ってくると、それを前にして祈祷を始めた。祈祷が終ると金の入ったビニール袋をウォンさんに返したが、数日間は開けてはならないと言い含めた。ウォンさんが言いつけ通りに数日後、ビニール袋を開けてみると中の現金は新聞紙の束に化けていたという。ウォンさんの息子の情報については、詐欺グループが周到に調査しておいたとみられる。
相談を受けたマレーシア華人協会(MCA)によると、迷信深い女性が狙われるケースが多い。中には「気」の流れが悪いなどといって、これを改善するためと称してセックスを強要するケースもあるという。

ザ・スター、3月29日

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