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マレーシア中銀、政策金利を3%で据え置き インフレは穏やかな水準を維持

2012年03月11日 18:55 JST配信

【クアラルンプール=アジアインフォ】 中央銀行バンク・ネガラは9日に定例金融政策会合を開催し、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を3.00%で据え置くことを決めた。中銀は昨年5月、インフレ対策として10カ月ぶりにOPRを引き上げたが、それ以降は据え置いている。
中銀は声明の中で、1月末の前回会合の時に比べると世界経済や財政状況で改善の兆しがみられ、国際金融市場における圧力は欧州の公的債務問題の危機回避の方策の導入により部分的に軽減されていると指摘。北米では一時的ながらも景気改善の兆候がみられ、アジアでは内需に下支えされた経済成長が続くものの、貿易活動の減速により成長は緩やかなものになっているとした。
マレーシア経済については、最新の経済指標が個人消費と事業支出の継続的な拡大傾向を示しており、今後も内需がマレーシア経済成長を下支えするだろうと分析した。個人消費は安定した雇用情勢と賃金の上昇、公共セクターにおける各種政策に、また投資活動は国内向け製造業やコモディティ部門、公共部門に、それぞれ支えられると指摘。全体で見ると、2012通年の経済成長の勢いは弱含みの外的環境によって緩やかな水準にとどまると予想した。
インフレについては、2012年は緩やか水準を維持すると予想されると指摘。世界経済の金融情勢が改善しているものの世界経済のダウンサイドリスクは残っており、世界的なコモディティ価格の上昇はインフレリスクの材料になっているとし、今後も情勢を注視していく必要があると指摘した。

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