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シャリザ女性家族相、来月辞任へ 肉牛肥育事業の横領疑惑で

2012年03月12日 20:26 JST配信

【クアラルンプール】 肉牛肥育事業のナショナル・フィードロット公社(NFC)を舞台にした横領疑惑がもたれているシャリザ・アブドル・ジャリル女性家族社会発展相は11日、大臣職を4月8日付けで辞任する意向であることを明らかにした。
上院議員の任期が切れるのに伴うもので、与党連合・国民戦線(BN)及び第一党・統一マレー国民組織(UMNO)の婦人部長職にはとどまる。
シャリザ氏は9日にナジブ・ラザク首相と会見して対応を決めた模様だが、シャリザ氏は事件の全貌が明らかになり身の潔白が証明されるには時間がかかると辞任の理由を説明した上で、あくまで自主的に辞任を申し出たと主張している。
総選挙が間近に控えていることもあり、与党内部からは疑惑の渦中になるシャリザ氏を解任すべきとの強硬な声が上がっていた。シャリザ氏辞任により、与党政府への批判への幕引きを図る狙いがあるとみられる。
横領問題は、シャリザ氏の夫のモハメド・サレー氏がトップを務めるNFCに対して交付された2.5億リンギのソフトローンが高級マンション購入などの本来の事業と関係のない目的で用いられたことが発覚。野党側は公金がシンガポールにおけるシャリザ氏一族名義の豪邸や高級車の購入にも宛てられたと指摘し、汚職摘発委員会(MACC)が捜査に乗り出していた。シャリザ氏一族がシンガポールに公金を使って会社設立を計画していたとの証言も飛び出している。
シャリザ氏は夫がNFCの責任者であったこと以外、NFCとは一切関わりはないと疑惑を否定していた。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、ザ・サン、3月12日

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