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全国でデング熱発生が急増、死亡者は2倍に

2014年01月28日 13:31 JST配信

【クアラルンプール】 全国でデング熱の発生件数が増加しており、懸念が広がっている。年初から22日時点で6,155件が報告されており、2013年の同期間の報告件数と比べて243%の増加となっている。

デング熱による死亡の報告も増えており、10人の死亡が報告されている。昨年1月は5人がデング熱で死亡したとされる。

S.スブラマニアム保健相によると、セランゴール州における発生がもっとも多く、3.168件で全国の51%を占めている。セランゴール州フル・ランガットにおいて2件の死亡が報告されている。

クアラルンプールでは666件、プトラジャヤでは502件の発生が報告されている。また他の地域では▽ネグリ・センビラン(333件)▽マラッカ(241件)▽クランタン(173件)▽ペナン(166件)▽サバ(110件)▽トレンガヌ(100件)▽サラワク(85件)▽ケダ(66件)▽パハン(53件)▽ペルリス(20件)−−となっている。

保健相は国民に対して住居の周辺などでデング熱を媒介するネッタイシマカが繁殖するような環境を放置しないよう呼びかけている。保健省は全国でデング熱を媒介するネッタイシマカが繁殖するような環境を放置した土地の所有者に罰金を課すなどして対策を行っている。

昨年は4万3,346件のデング熱発生が報告され、うち死亡は92件だった。フル・ランガットやゴンバック、ペタリンにおける発生が多かった。

英字紙「ザ・スター」の調査によると、セランゴール州カジャンの私立病院ではデング熱の患者の入院件数が増加しており、ベッドが足りないという。救急患者も増加傾向にあり、患者の増加に受け入れ態勢が追いつかない事態となっている。

(ザ・スター、1月25日)

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