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総選挙のやり直し、野党連合が高裁に請求 選挙委幹部7人に損害賠償を請求

2013年07月16日 20:12 JST配信

【クアラルンプール】 野党連合・人民同盟(PR)の構成3党は15日、第13回総選挙で不正が行われたとしてクアラルンプール(KL)高等裁判所に選挙結果の無効を求める訴えを起こした。

野党3党は、不正行為を招いた選挙委員会(EC)の幹部メンバーの刷新及び選挙のやり直しを求めた。

また不正を生みだす原因を作ったとしてECのアブドル・アジズ議長やワン・アハマド・ワン・オマル副議長を含む幹部7人を相手取って損害賠償を求める民事訴訟を起こした。

人民正義党(PKR)のR.シヴァラサ氏がは、ECが総選挙で替え玉投票を防ぐために導入されることになった「消えないインク」の導入で失敗するなど、公正な選挙を監督する職務を怠ったとし、選挙違反行為を招いたと指摘。裁判所が不正を行ったことを明らかにすれば選挙結果が無効になり、再び選挙を実施することになるとコメントした。

5月5日に実施された選挙では、ナジブ・ラザク首相率いる与党連合・国民戦線(BN)が下院(定数222)で133議席を獲得した。4月30日に行われた期日前投票で水で洗っただけでインクが簡単に落ちる事例が多発。ECは、インクの入ったボトルを事前によく振らずに上澄み液を使った場合にインクが消えやすいとし、投票日までに各地の投票所に正しい使用法を徹底させると説明。あくまでインクの性能自体には問題はないとしてインク使用にこだわった。

(ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月16日、マレーシア・インサイダー、7月15日)

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