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ヘイズ、ジョホール州で非常事態宣言 その後は改善傾向に

2013年06月24日 20:12 JST配信

【クアラルンプール】 マレーシア半島南部で広がっていたヘイズ(煙害)は 23 日にジョ ホール、マラッカ州で「危険」レベルが3 カ所に増え、ナジブ・ラザク首相がジョホール州 ムアルとレダンを対象に非常事態を宣言した。

その後、半島南部ではヘイズは改善傾向をみせ、大気汚染が著しい地域は北上する様相を しめしており、24日午前7時には「危険」がネグリ・センビラン州ポートディクソン1カ所 のみ、同日午前11時にはゼロとなった。同日午前11時時点で「極めて不健康」は▽セラン ゴール州クラン▽ポートディクソン▽トレンガヌ州クママン――の3カ所。「不健康」レベル は、▽クアラルンプール▽セランゴール州ペタリンジャヤ▽同州シャアラム――など21カ所。

非常事態が宣言されたムアルでは、23日午前7時の時点で大気汚染指数(API)が746に 達した。これは1997年9月23日にサラワク州クチンで839を記録したのに次ぐ高い数値。 マラッカ州ブキ・ランバイや同州マラッカでも一時300 を超えた。 API は、▽0 - 50 が

「良好」▽51 -100 は「中程度」▽101 -200 は「不健康」▽201 -300 は「極めて不 健康」▽300以上の数値は「危険」レベル――となっている。

煙害による大気汚染の悪化は、乾燥した天候とインドネシア・スマトラ島などでの山林火 災の影響で、スマトラ島でのホットスポット(火元)の数は21日から23日にかけ約2倍の 118カ所となった。視界低下も起きており、クアンタン州では23日午後6時半に400メー トルまで低下した。首都圏でも2キロメートルまで悪化した。空港便の運航に影響が出た。特 に悪化が目だったジョホール州では、呼吸器系疾患や上気道感染症を訴える患者が急増して いる。

クアラルンプールやセランゴール、マラッカ、ジョホール、パハン、ネグリ・センビラン 州では24日、学校が休校となった。首相府省によるとマスクの需要が高まっており、店頭で は売り切れが続出している。

DOEは、数日内に人口降雨を計画している。乾燥した天気が続いてたため、これまで実施 できなかった。25日に人口降雨に適した天候が予想されるという。

(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月22―24日、ザ・サン、6月24日、環境局発表資料)

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