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マレー系団体、ナジブ首相の弟も批判の的に エアアジアXCEO擁護発言に反応

2013年06月13日 20:10 JST配信

【クアラルンプール】 マレー語紙「ウトゥサン・マレーシア」から批判されている長距離格安航空エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)を擁護したとして、ナジブ・ラザク首相の弟である、CIMBグループのナジル・ラザク最高経営責任者(CEO)が、マレー・イスラム系非政府組織(NGO)からの批判の矢面に立たされている。

アズラン氏は先ごろ、「ツイッター」で与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)機関紙である「ウトゥサン」が、与党離れをした華人有権者に対する差別的批判記事を逆批判したもの。これに対して「ウトゥサン」はエアアジアのサービスの悪さを指摘した上でアズランCEOを傲慢だと決め付け、アズラン氏から謝罪がない限りエアアジアの広告掲載を拒否すると通告した。

こうした極端なマレー主義に対する批判の声が、リベラル派や非マレー社会から上がっていたが、ナジル氏は、アズラン氏が率直に「ウトゥサン」を批判したことについて「素晴らしいリーダーであることを証明している」として称賛した。

これに反発したムスリム消費者協会は、「アズラン氏やナジル氏はマレーという出自を忘れた者の典型」と批判。エアアアジアXの上場コンサルタントであるCIMBは、マレー人コミュニティを守るべきだと指摘した。マレー系NGOの批判の矛先は、何の発言もしていないエアアジアXのラフィダ・アジズ会長(元通産相)にも向けられている。

(マレーシアン・インサイダー、ザ・スター、6月12、13日)

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