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選挙不正を糾弾、野党が大規模集会 公平な選挙を求め10万人以上参加

2013年05月09日 20:12 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 5日に実施された第13回総選挙で不正が行われたとして、セランゴール州のクラナジャヤ・スタジアムで8日夜、野党連合・人民同盟(PR)の呼びかけで公平な選挙を求める大規模集会が行われた。警察は違法開催を主張したものの取締行為は自重した。集会は午後8時ごろに始まり、午後11時ごろに終了。大きな混乱はなかった。

抗議の意向を示すために黒の洋服を身にまとった人々が10万人収容のスタジアムを埋め尽くし、グラウンドも人で溢れた。警官は参加者数を約6万人と発表したが、華字紙「中国報」は推定20万人としている。集会にはPRのリーダーを務めるアンワル・イブラヒム元副首相(人民正義党=PKR顧問)やリム・キッシャン氏(民主行動党=DAP顧問)、公正な選挙を求める民間グループ「BERSIH(クリーン)」の代表を務める、アンビガ・スリーネヴァサン氏らが出席した。

アンワル氏は「不正や汚職、傲慢な政府との戦いは始まったばかりだ。我々は絶対に屈服しない」と呼強調。ペナン州でも同様な集会を開催する意向を示した。リム氏は少なくとも30の下院選挙区で重大な買収行為があり21議席が選挙結果に影響を及ぼしたと主張。公正な選挙が行われていれば下院やペラ州、トレンガヌ州でPRが勝つことが出来たはずだと視聴した。

アンビガ氏は、10日前にアンワル氏が集会開催の申請を行なっていたと主張したが、セランゴール州警察は、主催者は集会開催の10日前に報告する義務があるが、集会当日の報告だったことから「2012年平和的集会法案」に違反していると反論した。

選挙委員会(EC)のアブドル・アジズ議長は8日、集会が開催されても選挙結果が変わることはないと、ラジオ局のインタビューに対して明らかにした。

総選挙は与党連合・国民戦線(BN)が下院(定数222)で133議席を獲得し勝利したが、得票数ではPRが上回っていた。州議選の投票総数が下院選の投票総数を10万票以上上回るなど不自然な点が多く指摘されており、「消えないインク」が容易に消えるなど替え玉投票やその他の違法な操作が行われた疑いが浮上。野党や民間選挙監視組織が追求の構えを見せている。

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