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20選挙区で違反行為、選挙監視組織が指摘 現金での買収行為も確認

2013年04月24日 20:03 JST配信

【ペタリンジャヤ】 公正な選挙を求める民間組織「BERSIH2.0」などが中心となって組織した選挙監視グループ、「国民選挙監視員(PEMANTAU)」は23日に記者会見を開き、20日の公示日からこれまでの選挙戦の状況を報告。監視活動により下院だけで20の選挙区で違反行為が確認されたと明らかにした。

最も多いのは、政党が買収のために食事や党名の入ったグッズなどのプレゼントなどを有権者に対して行なうケース。下院ペナン州ニボン・テバル選挙区では、与党連合・国民戦線(BN)側が現金50リンギを有権者に渡しており、下院ケダ州アロースター選挙区でもBNが80リンギを渡していたのを確認したという。

一方の野党連合・人民同盟(PR)側も有権者にボトル入りミネラルウォーターを渡しており、PEMANTAUはこれも違反行為に当たると指摘した。

PEMANTAUは、2,200人の監視員を動員して全国55カ所の下院選挙区で監視活動を実施している。

■選挙人名簿に多数の外国人移民■

PEMANTAUの記者会見に同席したマレーシア選挙人名簿分析プロジェクト(MERAP)は、総選挙で用いられる昨年第4四半期の選挙人名簿から2万8,593人の外国人移民が登録されているのが確認されたと発表した。55.6%がサバ州だったという。

外国からの移民で選挙人名簿に登録されている者では、インドネシア人が1万3,585人と最も多く、全体の半分以上を占めた。フィリピン人(6,491人)が2番目に多かった。

また選挙人名簿の中には「アブドラ」や「アルメヤント」といった多数の名前のみの登録が見つかった。これらはマレーシア人だとは考えにくいという。

(中国報、星洲日報、南洋商報、ザ・サン、4月24日)

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