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スールー王国事件、姿が消えるペンダント?ガセ情報&噂が飛び交う

2013年03月13日 16:25 JST配信

【ラハド・ダトゥ=マレーシアBIZナビ】 サバ州東部に侵入したスールー王国軍を名乗るフィリピン人武装グループの掃討作戦は1週間経った12日も続いているが、侵入の真の目的がいまだ不明であることや残党がゲリラ戦術に出ていることも重なって、あり得ないような様々な噂が飛び交っている。治安当局上層部は、現場にいる兵士や警察官の士気を挫く懸念があるとして頭を痛めている。

当初から700人もの援軍が押し寄せるとの噂がショート・メッセージング・サービス(SMS)で広まっていたが、これがいつの間にか「1万人が攻めてくる」に拡大した。サバ州各地に攻め込んでいるとの噂も広がり、300艘のボートが沿岸部に到着したとか、サンダカン郊外のキナバタンガン警察署が占拠されたといったガセ情報が流れた。実際のところ、現在のフィリピン南部にそれだけの大戦力を支えるだけのスールー王国の支持基盤はないというのが専門家らの見方だ。

スールー王国軍兵士が神秘的なパワーを用いているとの噂も根強く、マレーシア治安当局幹部も「すでに54人が死亡したことからみてもそのような無敵なパワーなどが存在しないのは明らか」と述べるなど噂の払拭に懸命だ。多くのスールー王国軍兵士がペンダントを身に付けているが、これが鉄砲の弾よけになると信じられている。ペンダントを付けると姿を消すことができるという信じがたい噂もあり、兵士が目の前から消え失せるのを見たという村民も現れたという。 

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