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寒村でゴールドラッシュ、黄鉄鉱との発表でガッカリ

2012年01月13日 12:57 JST配信

【ジョホールバル】 ジョホール州の寒村、カンポン・メラユ・マジディーが、にわかのゴールドラッシュ騒ぎに振り回された。
先日、住民がジャラン・メワで道路工事に従事していた労働者が「金塊」を発見し、金のディーラーも調査に訪れたと伝えられたことから、数百人が押し寄せる騒ぎとなった。中には何十個もの塊を見つけたと話す者もいるという。ジョホール州政府は「公有地からの発見物は公共のもの」と主張し警察を現場に派遣して発掘を禁止すると発表した。
鉱物専門家はこれだけ多く発見される金属の塊が本物の金である可能性について当初から否定的で、マレーシア工科大学(UTM)のモハマド・ラズアン教授は、発見されたものをすべて鑑定した訳ではないと断った上で色のよく似た黄鉄鉱である可能性が高いと指摘。その根拠として金鉱脈が付近にないことを挙げた。
実際、発見された「金塊」を持ち込まれた多くの金ディーラーがいずれも本物の金ではなかったことを確認。調査に乗り出したジョホール州鉱物局も10日、検査した金属がすべて金でなく黄鉄鉱だったことを確認したと発表した。
金ではなく黄鉄鉱である可能性が高まったことを受けて、急激に「金探し」する人の数が減っているが、中には「本物の金が含まれている可能性はある」と頑張っている人もいる。ある男性は5日間で300個もの「金のかけら」を発見し、うち2個がペナンから来た金ディーラーに2,000リンギで売れたと話しているが、真偽のほどは明らかではない。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、中国報、1月10-12日

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