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トラが母娘を襲撃、伝統的な後向き歩きで「虎口脱す」

2012年01月18日 18:34 JST配信

【クアラカンサー】 ペラ州クアラカンサー郊外のカンポン・チュアル・フルで15日、ゴム樹液を採取していた母娘がトラに襲われそうになる出来事があった。母娘は後ろから襲うというトラの習性から、冷静に逃げずに終始トラと5時間にわたって対峙、やがて駆けつけた救援隊に救出された。トラは射殺された。
トラに襲われたのはロハニ・オスマンさん(50)と娘のマストゥラさん(16)で、午前8時ごろ村から3キロメートルほど離れたゴム園で樹液の採取を開始。やがて2頭のトラが現れて2人に徐々に近づき、とうとう4メートルほどになった。ロハニさんらは「トラは正面からは襲わない」という言い伝えに従い、そろそろと後ずさりしながら丘を上り始めた。トラは何度も襲い掛かる隙を狙っていたが果たせなかったという。2人はそのまま2時間ほど後向きに歩いた後、木によじ登ったが、トラは執念深く木の下で待ち構えていた。
5時間ほど経過した午後1時過ぎ、携帯電話で急を聞いた救援隊がようやく現場に到着。自警団員が銃を発射し1頭が死亡、もう一頭は逃走した。死んだトラはメスで体重70キログラムほどしかなく、2歳未満の若い個体とみられる。

南洋商報、星洲日報、ザ・スター、1月16日

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