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馬・泰国境地帯で密輸が野放し状態に

2012年01月04日 09:34 JST配信

【クアラルンプール】 マレーシアとタイの国境地帯で、保安担当職員が密入国者に「手数料」を支払わせたうえで密入国・密輸入を見逃していることが明らかになった。
「ニュー・ストレーツ・タイムズ」の取材班が実施したおとり捜査で、国境地帯であるランタウ・パンジャンのチェックポイントで係員のみならず上級職の税関職員なども賄賂を受け取っていることがわかった。
第1のチェックポイントでは10リンギの支払いをすることで通過が認められ、税関職員には50−100リンギを支払うことで密入国・出国が見逃されているという。ガソリン「RON 95」やディーゼル、液化天然ガス(LPG)、コメなどの密輸出・密輸入も手数料を支払うことで見逃されているのが実態。午前6時から午後10時までの間に50−100台の密輸に関わる車両が通過を認められていると見られる。武器やドラッグなどが密輸されている可能性もあるという。
こうした国境地帯の職員は1日に3,000−5,000リンギを受け取っているという。
国境地帯では4段階のセキュリティチェックを通過する必要があるが、こうした汚職がはびこっているために現実には多くの物品が密輸されていると見られている。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月3日

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